こんにちは!クレモト歯科なんば診療所勤務医の森です!
黄ばんだ歯を白くするホワイトニングではありますが、SNSなどで実際に行った人の投稿として「ホワイトニングをしなければ良かった・・・」や「後悔している」などの投稿を見かける事があります。
そこで今回は投稿内容の失敗談も交え、その原因と失敗しないように心掛けるべき内容をできるだけわかりやすく解説したいと思います。ホワイトニングをご検討されておられる方の参考になれば幸いです!

 

【目次】
 

1.ホワイトニング失敗談

1-1.知覚過敏になった

知覚過敏になる原因は主に2つの原因があるとされています。

①歯表面の獲得被膜がはがれてしまうため

ホワイトニングを行うと歯の表面にある獲得被膜、「ペリクル」と呼ばれる膜が剥がれます。ペリクルとは、歯の表面を覆っているタンパク質を中心とした有機質の膜のことです。 ペリクルには物理的損傷からの保護作用、歯が溶けるのを防いだり歯を強くする作用を促進させたりと歯を守る作用があります。 ホワイトニングは、歯の表面にホワイトニング薬剤が浸透することで効果が得られる治療法ですが、ホワイトニングで使用する薬剤はペリクルを剥がしながら浸透して、歯の表面に作用します。 そのため、ホワイトニング後の12〜24時間は一時的にペリクルが剥がれた状態が続きます。歯の表面を保護する膜がなくなると、刺激が伝わりやすくなるため、一時的に知覚過敏の症状があらわれやすくなります。 尚、ぺリクルは通常のブラッシングで剥がれることはありません。

②薬剤の刺激が強いため

ホワイトニングの薬剤は、過酸化水素、過酸化尿素など刺激の強い薬剤を使用します。高濃度の薬剤を使用することで高いホワイトニング効果を得れるわけですが、高濃度の薬剤を使用すると歯にも強い刺激が加わります。 エナメル質が欠けて傷付いている方や、歯茎が下がり象牙質が露出している方は、ホワイトニング薬剤の刺激が伝わりやすいので、普段知覚過敏の症状がない方でも一時的に知覚過敏の症状があらわれる場合があります。

1-2.歯茎が痛むようになった

ホワイトニングを行う際、薬剤から歯茎を守るための保護を行うことが一般的ですが保護を十分に行えていない場合歯茎に薬剤が付着してしまい、歯茎がピリピリとした痛みを感じるケースもあります。

 

1-3.ホワイトニング前よりも黄ばんで見える

前述したペリクル(歯の表面を覆う膜)が、ホワイトニングをおこなうことで剥がれ落ちてしまいます。 そのため歯を守る役割のあるペリクルが存在しなくなり、歯に色素が沈着しやすくなります。 そのためホワイトニング後に色素が濃い食べ物や着色量の多いコーヒーや紅茶を飲んでしまうとホワイトニングを行ったのに、逆に歯が黄ばんで見えるケースがあります。

1-4.費用が高額になった

ホワイトニングは基本的には、保険適用外です。数千円〜1万円程度でできる場合が一般的ですが、より良い効果を得ようとすると長い期間継続すると数万円~10万円以上かかる場合もあります。 施術前のカウンセリングで自分の得たい結果と出ていくお金のバランスをしっかり考えて施術をしてもらいましょう。

2.ホワイトニングをする前にやっておきたいこと

2-1.虫歯の治療は済ませておく

むし歯で歯の表面に穴が空いていると、知覚過敏になるリスクが高まります空いてしまった穴からホワイトニング薬剤が歯の内部に浸透し、象牙質を刺激することで知覚過敏が起こりやすい状態になります。 歯科医院でホワイトニングを行う場合は先にむし歯が無いかチェックしてもらえますので必ず事前にむし歯のチェックをしていただいてください。 ホワイトニングサロンでの施術を検討している方は、先に歯科医院でむし歯の確認及び治療を行ってからホワイトニング治療へ移行することをおススメします。

 

2-2.歯のクリーニングをする

歯の表面の汚れを落として漂白した方が、ホワイトニングの薬剤の効果が発揮されやすくなります。クリーニングをしてから行うことを推奨いたします!

3.ホワイトニング後に気をつけること

3-1.着色がつきやすい食事を避ける

ホワイトニング後、ぺリクルが歯に戻り始め、元通りになるのが約24時間と言われています。24時間以内のお食事は特に気をつけてください。
①避けた方が良い飲み物
コーヒー、紅茶、日本茶、赤ワイン、ジュース類、コーラなどの炭酸飲料、ポリフェノールを多く含む飲み物など
②避けた方が良い食べ物
カレー、ミートソース、ケチャップ、ソースなど

4.ホワイトニングを避けた方が良いとされている人

健康的な白い歯になることのできるホワイトニングですが、どなたにでもおすすめできる施術ではありません。 下記の次の項目に当てはまる場合には、ホワイトニングを行うことを避けた方が望ましいとされています。

4-1.詰め物、被せ物が多い方

詰め物や被せ物はホワイトニングで白くすることはできません。そのため、詰め物、被せ物の色はそのままで歯の色がバラバラに見えてしまいます。そのようなことを防ぐためには、詰め物、被せ物などをセラミックなどに変更する必要があります。

4-2.差し歯などの人工歯が入っている方

詰め物や被せ物と同様に、差し歯などの人工歯もまた、ホワイトニングを行っても白くすることは出来ません。

4-3.歯にヒビが入っている方

ヒビによりホワイトニングの薬剤が歯の内部まで沁みてしまうためむし歯同様、歯の神経に刺激を与えることとなり、歯がしみてしまう恐れがあります。

4-4.無カタラーゼ症の方

過酸化水素を分解する「カタラーゼ」という酵素が不足している病気のことを言います。 「カタラーゼ」を持っていないとホワイトニングによって壊疽性潰瘍を引き起こすリスクがあります。

そのため、ホワイトニングは禁忌とされています。歯科医院でも簡単に無カタラーゼの疑いがあるのか判断することができますので、ホワイトニングを行う際には必ずご相談ください。

4-5.妊娠中、授乳中の方

ホワイトニングで使用する薬剤には過酸化水素や過酸化尿素といった成分が含まれており、胎児や乳児に影響を及ぼす可能性があります。妊娠中、授乳中にホワイトニングを行うことで胎児や赤ちゃんに影響が出たという報告は厳密にはまだ報告されておりませんが万が一を考えると避けるべきと考えます。

5.まとめ

というわけで今回はホワイトニングについて解説させていただきました! 輝く白い歯には私も憧れます! しかし薬剤を使用する以上、やはり気をつけたいですよね。クレモト歯科なんば診療所ではホワイトニング専門の講師よりレクチャーをしていただいている歯科医師、衛生士が責任を持って患者様の口腔内を お守りさせていただいております。大阪・なんばでホワイトニングをご検討されておられる方はぜひ当院での施術もご検討ください。

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