近年、ホワイトニングをしたいというお声をよく耳にします。
歯を白くするためにホワイトニングは大変有効ですが、
その方法は1つではありません。
見た目と機能性を考えた審美歯科治療
審美歯科とは、虫歯などの治療により機能性を回復するだけでなく、同時に仕上がりの見た目も考慮した歯科治療を扱う診療メニューです。
最近では銀歯をセラミックでできた白い人工歯と交換する方が増えています。
銀歯は実は見た目だけでなくそのほかのリスクもあることをご存じでしょうか?
銀歯が金属アレルギーを起こす可能性があります
実は、銀歯などの歯科金属は発がん性が疑われ、様々な全身への影響が懸念されています。
また、原因不明の頭痛や肩こりなどとも関連があるとされています。
歯科が進んでいるヨーロッパ諸国では、すでに銀歯の使用を禁止しています。
保険治療で今もなお使われているパラジウムなども「鉱毒」の作用から考えて、無害なセラミックへの交換が推奨されています。
セラミックをオススメする理由
1.目立たない
銀歯はその見た目から、食事や会話のときに気になってしまうことがあります。白いセラミックなら治療跡が目立たず自然な見た目に仕上がります。
2.虫歯になりにくい
銀歯はセラミックに比べて劣化しやすく、詰め物と歯のすき間からむし歯になるリスクが高くなります。セラミックは劣化しにくく、虫歯になりにくいとされています。
3.歯ぐきが黒くならない
銀歯を長期使用すると、金属イオンが溶け出し、歯ぐきのキワが黒くなります。人によっては金属アレルギーを起こす方もいます。セラミックはお口の中でも安定していて溶け出す心配はありません。
4.金属アレルギーのリスクがない
銀歯は金属アレルギーの原因になることがあります。現在、問題がない方でも金属アレルギーが発症する可能性があるのです。セラミックは金属がまったく含まれないのでその心配はいりません。
5.汚れがつきにくい
銀歯の表面には肉眼では確認できない小さな傷がついており、そこに細菌や汚れが詰まってしまいます。セラミックは製造過程で表面をコーティングして焼いているので、傷がなく汚れが付きにくいのです。
見た目を自分の歯に近づけたい、金属アレルギーの心配をしたくない、といった場合はセラミックの人工歯をおすすめしています。