こんにちは、クレモト歯科です。

むし歯治療では、小さなむし歯は樹脂で詰める簡易的な治療になりますが、それ以上大きくなると割れ・欠け・2次むし歯のリスクが高くなることから「詰め物をする」治療に移行します。

型取りを行い、むし歯を削って出来た箇所に詰め物を装着します。この詰め物を私たちは「インレー」と呼んでおり、当院では①銀歯②セラミック の2種類の素材を扱っています。

ここでは2つの素材を比較し、メリットデメリットをお伝えしていきます☺

1つ目の銀歯の良い点は、費用面でのメリットです。保険が適用されるので、安価で治療できます。強度が強く、強く力がかかる箇所でも使用できるので、長く一般的に使われてきました。

しかし、これ以外に銀歯のメリットは考えられません…

ヨーロッパの一部では、銀歯の成分の問題で、使用を禁止されているところもあります。

日本の保険診療の治療法や材料などは、およそ50年前に作られた古い方法なのです。

実際「銀歯を除去したら、むし歯が進行していた」ケースが非常に多いです。その理由として、金属は熱で膨張し冷たいと収縮する性質があるため、接着剤と銀歯の間にすき間が生じやすく、そこにむし歯菌が侵入すると被せ物の下でむし歯になります。

せっかく痛い思いをして頑張って治療をしたのに、さらに大きなむし歯になっていた、なんて嫌ですよね…。

2つ目はセラミック。

見た目の美しさはもちろんですが、何といっても「むし歯になりにくい」!

セラミックは、陶器の一種です。歯垢(プラーク)と言われる汚れも付きにくいので、毎日の歯みがきや定期的な専門家のケアで、長期的にキレイな状態で維持が可能です。

しかも、天然歯とよくくっつくので、銀歯のようにスキマが出来ることもなく、下でむし歯が進行することもありません。

更にセラミックは、アレルゲンとなりにくい材料です。セラミックのみを用いたメタルフリー治療であれば、金属アレルギーのリスクもゼロとなるため、身体にも良い素材となっています♪

いかがでしたでしょうか。

銀歯は保険、セラミックは保険外治療です。銀歯と比べると、セラミックによる治療は高額な治療となる事は否めません。しかし、審美性はもちろん安全性を兼ね備えたセラミックは長い目で見たときには、決して高い物ではないといえます☺

気になった方はぜひお問い合わせくださいね。