*治療回数は大体どのくらい?
 症状にもより様々ですが、平均して 2~3回程度です。しかし、治療中に通院が困難になり歯をそのまま放置すると、場合によっては痛みや膿が再発してしまい治療期間が延びてしまうことがあるので計画的に通院しましょう。
 *治療回数が少ない場合と多い場合の違い
 レントゲンにより、治療回数がある程度決まります。その違いをご説明します。

数回で済む場合
根っこの炎症のみで、根の先に膿などが無い場合です。

複数回通わなければならない場合
歯髄壊死や根っこの先に膿が多くみられる場合です。また、古い充填物を取り除く場合(再治療)は金属の被せ物など外して行うなどの手間がかかるため治療が長くかかります。
 
*根管治療の必要性
 見た目では分かりにくい根っこの虫歯ですが、放置してしまうと最悪の場合歯を抜かなくてはならなくなります。歯の根っこの先に膿が溜まり、周辺の骨が溶けてしまい歯を支えることができなくなるためです。早期発見が歯を残して健康に過ごすための近道ですので、温かいものがしみる、噛み合わせたときに鈍痛があるなど違和感がある場合はなるべく放置せずに歯科医師にご相談ください。