WCOI(World Congress for Oral Implantology : 世界口腔インプラント会議)は1975年に日本で発祥した唯一の口腔インプラント関連の国際学会です。

そのWCOIの2016年度の大会がインドのデリーで開催されました。

私はその大会において「 A correlation of Quantitative Methods for Dental Implant Primary Stability」という題目で講演しました。

インプラントの初期固定の状態は、インプラント治療の予後や治療計画に大きく影響します。私の所属している研究機関である臨床器材研究所は、これまで、その初期固定の状態を定量化するための方法の相関関係を調べてきました。

今後とも更なる研究が必要だとは考えられますが、現時点において我々の研究結果としては、現在一般的に使用されているオステルによって測定されるISQ値より、ペリオテストにおけるペリオテスト値の方が実際の初期固定の状態を正確に再現できている可能性が高いことが示唆されています。

 

また、この大会中に行われた専門医認定試験において合格することができ、WCOI専門医を取得できました。

根管治療とインプラント治療は、相反する分野になりますが、その両方の専門医であれば、より客観的な診断をすることが出来るものと信じております。

保存学会の専門医、インプラント学会の専門医の資格に恥じないよう、日々の診療に取り組みたいと思います。